高速部分メッキ(筆メッキ) 前処理(脱脂・エッチング)・銅メッキ・ニッケルメッキ・銀メッキ工程の動画です。
高速部分メッキ加工とは、メッキ工具(布を巻き付けた陽極)にメッキ液を吸収させてメッキ液を流しながら製品の表面を動かしながらメッキをする手法です。一般的なメッキで使用するメッキ槽を使用しないで電気メッキを行います。持ち運び可能な設備であり、ポータブルプロセスのため、移動や分解が困難な固定製品にもメッキすることが出来ます。
メッキ加工する金属は電極に取り付けた専用ガーゼに含ませた高濃度メッキ液から析出されます。メッキ皮膜は高い密着性があり、微細な結晶構造で、密着力が高く、内部応力が低いのが特長です。曲げ、加熱、急冷にも強く剥離しません。電着肉盛することも可能です。
専用整流器、メッキ工具、メッキ液で構成され、マスキングして、指定ポイントに施工することができます。筆メッキ加工は、部分メッキなら、製品サイズに影響を受けません。長尺製品の部分メッキに最適で2mや3mを超える長尺物のブスバーの両端のみの部分メッキ加工なども可能です。