今回紹介させていただくのはコダマの委員会活動はめっき塾委員会です。今年のメンバーは、委員長は硬質クロムメッキ課岸本伸さん、副委員長は技術課網島さん、メンバーに無電解ニッケルライン石川さん、亜鉛メッキライン渡部さん、複合メッキライン平井さん、榎さんです。担当顧問は工場長です。
私たちめっき塾委員会の具体的な仕事内容は、薬品の取り扱いなどの安全教育から、めっき・化学の基礎の勉強から応用、現場スキルアップ、品質管理など、毎月テーマを決め社内勉強会を開催します。そして、勉強会の参加者の習熟度を測るため、毎回テスト問題を作成し実施しています。(今月習ったことは、翌月テスト問題になります。 参加者は復習してテストに臨むことになります) 毎月のテスト参加度、結果は表にまとめ、年間優秀者を表彰しています。現場でのOJT教育だけでなく座学での学習も加え、ますますコダマはパワーアップしていきます。めっき業界には「めっき技能士」という国家資格があるのですが、この資格取得に向けての対策もめっき塾で勉強することができます。コダマは社員さんの技能検定 めっき技能士の取得を応援しています。
めっき塾の模様です 講師は副委員長の網島さんでした
9月のめっき塾では電気めっきの中でも重要な役割をしている ⑤密着のよい下地めっき 「ニッケルストライク」について学んだので少し紹介します。ストライクめっきとは素材とめっき皮膜の密着性や被覆力を向上させる目的で利用される薄いめっきのことをいいます。
簡単に言うと素材と目的のめっきの間で接着材みたいな役目をするめっきです。ストライクニッケルめっき浴は塩酸をベースとしており、浴中にステンレス鋼を浸漬する事により、表面の不動態化皮膜を破壊しつつ、通電時には水素発生による還元雰囲気下でめっきができ、この結果めっき皮膜の密着性が確保されるんですね! 読者の皆様 理解できました? 担当記者 バレルメッキ課 岩田