■開催日時 2013年1月11日 (金) 18時30分~20時45分 会 場 大阪産業創造館 担当記者 専務
テーマは、リピート率向上のカギは「お客様活動」! 「はがき」は 売り上げを上げる「漢方薬」 「お礼のはがき」が利益を生み出す!!
講 師 れいあうと・にっしん株式会社 名刺コンサルタント 名倉 信一 氏
実践できるポイント!
★はがきが直ぐに出せるようになる8つの方法
- お客様活動の重要性の認識をしっかり持つ
- すぐに書けるはがきを用意しておく
- モデル文章を用意しておく
- 字が下手、誤字は心配しない
- 書く時間を決めておく
- はがきを書く事を仕事と経営者が決める
- はがきを出す仕組みをつくる
- どのタイミングで出すか先に決めておく
★ はがきを効果的に出すには
- 売りは出さない!(目的は、感謝を伝えること)
- とにかく出す。手で書く (はがきは、アナログ)
- スピード感が必要(代筆でもOk)
- 顧客リストを用意 集めるのは熱意!
- 出した後のことを考えておく(その後TELフォロー お礼訪問など)
- 返事は来ない。期待しない!
- 流出客、休眠客に出すと効果的
★ はがきを出すタイミング
- 商品の注文をもらった時
- 名刺交換して頂いた時
- 請求書の封筒には一筆箋を
- 新しいお客をご紹介いただいた時
- アドバイスや情報提供を頂いた時
- 取引の無い会社から問い合わせを頂いた時
- 新規のお取引を頂いた時
- 展示会などに来て頂いた時
- 営業所や支店を新しく開設された時 など
講 演 趣 旨
大阪商工会議所 東支部 異業種交流会 フォーラム・アイの新春セミナーに専務が参加しました。テーマは、リピート率向上のカギは「お客様活動」! 「はがき」は 売り上げを上げる「漢方薬」 「お礼のはがき」が利益を生み出す!!です。
☆考えてみてください。
そもそも、お客様から「命」の次に、大切な「お金を頂いて、「感謝の気持ち」を伝えること以上に、大切な仕事があるでしょうか。
☆経営の目的は、何でしょうか。
お客様を作ること。維持し、増やしていくこと。だと思います。
人間はカロリーで、会社は粗利益で生きています。業績のいい会社になるためには、お客様との関係を強化する「顧客維持活動」を活発にすることです。お客様から、好かれ、気に入られ、忘れられないようにすることです。
☆お客様の流れは
一般 ⇒見込み客 ⇒顧客 ⇒リピーター ⇒紹介 というサイクルです。一番難しいのは一般の方から、自社の見込み客を見つけること。そこに、一番コストと時間がかかります。せっかく顧客になって頂いたのに、ほとんどの会社は、顧客維持活動をしていません。だから、お客様がザルのように抜け落ちるのです。
☆顧客維持活動をしないということは、お客様に、自然消滅、忘れられるのです。
今回のセミナーの目的は、顧客維持活動の重要性を認識し、はがきの効用、効果を知ること。そして、自社の業績を上げることです。
☆車の販売員を想像してみてください。
A販売員:購入前は、毎日のように来て相談にのってくれたが、購入後一切こなくなった。
B販売員:購入前も相談にのってくれたが、購入後も定期的な訪問や調子はどうですか。とハガキを出してくれる。次回購入の際、どちらで、買いたいですか?売りっぱなしでは、逃げる。声はかからないのです。
☆それでは、お客様から、好かれ、気に入られ、忘れられないようにするには?
大前提として、こちら側がお客様を忘れないようにする。相手が喜ぶことをする。相手に誠実な関心を寄せる。相手の不便を取り除く。コミュニケーションをとる。笑顔で接する。感謝の気持ちをあらわす。今回のはがきを使っての顧客維持活動は、感謝の気持ちをあらわす。ということです。
☆まとめ
現在、大変厳しい環境下の中、何もしないと、業績が下降し、売り上げがダウンし、10~20%はお客様が減っていくと言われています。一人ひとりのお客様を大切に思い、そのお客様から可愛がられて、末永くお付き合い頂けるように努力すること。顧客維持活動が大切だと学びました。お礼のハガキの目的は、感謝を伝えること。ただ、感謝の気持ちを持つ!では、お客様には伝わらない。あらわす!!具体的に、はがきを書いて出す!という点が大事だということです。僅かなコストで効果の期待できる「はがき」は、 業績アップの有効なツールだと学びました。何事も実践あるのみです。よし!やるだけ! 名倉さん、ありがとうございました!