今年のコダマの新入社員研修は、モチベーション・アップ株式会社さんの「社長が期待する30代社員への厳しい研修 禅寺特訓道場」にしました。コダマの新入社員の白君、矢野君、由比君の3人を特別に参加させて頂きました。研修後の決意、誓いの表明をしてくれました。
2015年 4月入社 由比君・矢野君・白君
☆ はじめまして!2015年度より株式会社コダマに入社し、硬質クロムメッキ課に配属になりました白と申します。中学1年生からずっとラグビーを続けているラグビー馬鹿です。今回2泊3日で研修に行ったのでその報告をさせて頂きたいと思います。まず研修に参加させて頂きまして会社には感謝の気持ちでいっぱいです。
研修に行く前は不安10割、期待10割で研修会場に着くまでは緊張して、そわそわしていました。研修ではメッキの技術を向上させる内容ではなく、社会人としての心構えや気構えを見直すといった研修でした。研修では何をするかも検討もつかなかったですが、いくなら何かを得て思い切りやろうという気持ちで研修に臨みました。
☆研修の目的とゴール
「プロ社員の基本5原則」
研修では様々な業種の会社が参加していて、年齢層も20代~50代と幅広い年齢層でした。内容は普段している挨拶や返事、そして行動の一つ一つを全力でするというもので、同時に寺での禅修業をして静と動のメリハリのある研修になりました。禅修業では主に座禅や作務を中心とした生活で普段とはかけ離れた生活でした。そして禅修業以外の時間は常に全力で行動し、行動着眼を元に研修が始まりました。常に自分が周りを引っ張るという気持ちで望まないと厳しい研修でした。
☆自分で限界を決めない
禅修業以外では常に全力で行動するのですが自分が全力で行動しているつもりでも相手に全力が伝わっていなければそれは全力ではないことを研修で何度も言われました。自分が全力と思って相手にそれが伝わっていなければただの自己満足ということを痛感させられました。常に自分の中の全力を出し続け、相手の水準をクリアしてこそ全力を出したと評価されることを学びました。
☆他人事では終わらせない
研修中は9人1班で行動していて、班の中で出来ない人がいたら、見て見ぬふりをするのではなく、出来ていない人がいたら注意をする、頑張っても出来ない人がいたら、限界を底上げするように応援するなどいつでも自分事のように考え、そしてその考えを実際に行動に移す重要性を学びました。普段は年上の人に言うのが気まずいとか思ったりするのですが、それでは相手のためにならないことを再確認し、実際に行動に移すことが出来るかが非常に重要なことだと感じました。
☆集団行動での達成感
研修の最後に研修に参加していたメンバー全員で集団行動をする時間があり、教官が決められた水準をクリアできたら終わるということがありました。やる内容は足並みを揃えて、大きな声を出しながら歩くという単純な内容でしたが、これを全力でやるととても難しくて最初はあまりできなかったのです。上記にも書いたとおりみんながお互いを注意し、励ましあうことでその水準をクリアできたときは全員でクリアしてという達成感を感じて、とても感情が高ぶりました。見てみぬふりをしていたらクリアはできていないと思い、そのことの重要性を肌で感じました。
☆慣れない寺での生活
研修中の基本的な生活は寺の生活を送り、寺でのご飯の作法や、座禅など普段とはかけ離れた生活を送っていました。ご飯も質素なもので、朝4時起床21時半就寝など慣れないことが多くしんどい生活でした。その中で感じたことは普段の生活がいかに裕福に過ごせているかを感じました。生活しているひとつひとつに感謝の気持ちを改めて持てるようになりました。
☆研修を終えて
研修では何事もそれなりの力ではこなすのではなく、全力でやることによってその行動が相手に伝わることを学び、また全力でやることによって必ず何かを見出せることを実感できた研修になりました。年齢や立場などは関係なく、みんなが自分のことだけではなく、他人のことを考え行動することによって底上げが計られることを感じさせられた研修になりました。そしてそれを思っているだけはなく行動に移すことが一番大事ということを教わり、今回の研修に参加して自分の成長に大きく繋がったものになりました。この研修で学んだことを忘れず、今まで以上に気合をいれて、少しでも株式会社コダマに貢献できるように、さらにコダマの社員として胸を張れるような社員になります。まだまだ未熟なことばかりですが一歩一歩精進していき、頑張りますのでよろしくお願いします。 白
☆2015年度入社 ラック課 貴金属メッキラインの由比和徳です。
大学では卓球をずっとしていました。今もクラブチームに入ってやっています。今回は会社のご厚意で2泊3日の研修に参加させて頂き、ありがとうございました。研修で学んだ事を報告致します。まず、初めは本当に不安しかなく、正直行くのが嫌でした。けれど行くからにはしっかり学んで自分のためになるようにしようと思いました。
(禅寺特訓での教訓)
禅寺特訓道場では考えるのではなく、行動着眼で、まずは行動で示すことを教わりました。いくら考えていても行動に移さなければ意味がないこと。だからまず行動で示すようにしました。あとは何事も全力であること。挨拶、返事は大きな声で、行動は素早く、これを徹底して行うようにしました。
この研修では挨拶や返事は常に大声でやりました。もともと大声を出すのが苦手でこの研修は嫌だなって思いました。研修をやっていくうちに大声で返事して、挨拶するのが当たり前になっていました。今まで僕は挨拶や返事は声が小さく相手に不快な思いをさせていたと思いました。研修が終わってからは大きな声で返事、挨拶をするように心がけています。
(研修で実践したこと)
禅寺特訓道場の受講者として、禅寺の門をくぐった以上、これからの3日間は「修行僧」と同じ厳しい決まりを、徹底的に守ることが求められました。修行僧としての歩き方や、お辞儀の仕方、立ち振る舞い、坐禅修行などです。私達は大声で挨拶、返事、規律礼儀特訓、お辞儀のテスト、全員での行進テストを行い、「やりたくない」「面倒くさい」という自分勝手さを排除することを言われました。全員で1つのことを達成した時は、とても嬉しかったです。
講義では「 社長の期待を自覚せよ!」 いつまで甘ったれているのか? 期待の高さがわからないのか? なぜ社長はあなたを派遣したのか?をご講義頂き、今までの自分の甘さ、弱さを痛感しました。また、坐禅は1回40分に及び、その間、姿勢を崩すことは許されないことから、一つのことに全力で立ち向かう、強い精神力、忍耐力を身に付けることが出来ると教えて頂きました。
(研修行くまでの自分)
研修に行くまでは挨拶などは自分ではちゃんとできていると思っていたし、行動に関しても自分から行動せずに人の後についていくことや、指示されるのを待っているだけでした。後は、人がこのくらいやっているから自分もこのくらいで良いと思っていた自分がいました。
(決意表明)
挨拶、返事は大きな声で、行動は素早くします。朝礼でも大きな声を出します。行動も自ら進んで動くようにしてわからないことがあれば聞いて自分のできることを積極的にします。私はこれまで人についていくだけの人間でしたが、研修を終えてついていくだけでは何も変われないので、自分で考え行動できる人間になる。わからなければ聞いたりして積極的になります。すべてのことに全力でやります!ありがとうございました。 由比
ラック課 複合メッキラインの矢野です。
一部の先輩からはザンギエフという愛称で呼ばれております。好きなことはLIVEに行くこと、プロレス観戦、とにかく遊ぶことです。口下手なところもあるのでご了承ください(笑)この度4月24日から3日間、京都府の万福寺という大きなお寺で合同研修会に参加させて頂きました。全員で36名いたのですが、上は定年5年前の方から、下は私達コダマの新入社員まで年齢はバラバラでした。不安を抱えて参加して、教官方に初めから怒られました。最初の頃は怒られた時は、なんとかやり過ごそうという、後ろ向きな自分がいました。
この研修は自分の想像をはるかに凌駕するものでした。歩くこと一つ、入室の時の挨拶、全てに関して完璧に行います。それに対して満足することが許されませんでした。「声をあなたは出しましたか」という問いに「出しました」と答えると「だとするとそれはあなたの自己満足です」と結局怒られてしまいすごく理不尽だと嫌悪感でいっぱいでした。食事も一汁一菜の修行食として、満足する量も食べられず、綺麗に食べなければ和尚さんにも怒られます。食器や割り箸は3日間使いまわし、正直不衛生でした。空腹のまま、姿勢訓練や声だし訓練、あいさつ返事訓練を4時間も行い、とても辛かったです。このように不平不満をもったまま21時半には消灯で一日目が終わりました。
二日目は、4時に起床し4時50分から早朝修行が始まりました。この早朝修行の時に嫌な事に直面したときに、このままではダメだという考えに至り、とことんやってやろう!というスイッチが入り決心しました。新入社員の自分に何年も上の先輩と比べて何が足りないのか、自分たちの強み。負けないものは何かを考え、フレッシュさを全面に押し出して何事も1番になってやろうと思いました。
意見や決意を述べる時にもずっと1番に言って、皆を鼓舞することを意識しました。返事をする時もフライング気味でしたが誰よりも早く、さらに大きな声で返事し、存在感を周りに示し、教官の目にも自分の存在をハッキリと意識してもらえました。そうすることで自分の逃げ場がなくなり、少しでもサボればすぐにわかってしまう環境になりました。その結果自分自身のモチベーションが高まり、周りの人に指示をし、リーダーシップを発揮できるようになりました。
研修で声をガラガラにして頑張っているおっちゃんを見ると、負けてられないという気持ちになりました。いくらやっても怒られる人を見るともっと頑張れよ。という感情が湧いてきて、その人に対して自分からコミニケーションを取りにいき自分なりに激励しました。そうこうしているうちに班長決めがありました。自分が引っ張っていきたいと思い班長に立候補し、まさかまさかの班長になることが出来ました。
班長になり目上の人に対して戸惑いましたが、しっかり割り切って指示を出して班長らしく行動できました。この研修で学んだことは自分の行動ひとつで180度見える世界が変わるということです。もしあそこで発言しなければ、もしあそこで立候補していなければと思うと得られるものの価値が違ったものになったと思います。
教官方は自分たちの基準で全てを進めています。全て正しいとは思いませんでした。ただこういう考えもあり、自分に合っている部分はしっかり取りいれようと思いました。行動着眼。これがこの研修のベースとなる言葉です。この経験を活かすも無駄にするにも自分次第です。誰かが助けてくれるわけではありません。これからも精いっぱい頑張ります。最後に研修に参加させてくれた社長、コダマの社員の皆さま 本当にありがとうございました。 矢野