【日時】 2012年3月1日(木) 9時00分~12時00分 担当 コダマ 専務・永井君・石川君が参加しました。
【場所】 株式会社アン 朝礼見学(大阪府堺市 美容室7店舗 社員80名程度 年商5億6千万円)
朝礼見学の後は、築林社長の講演テーマ:「ありがとうが溢れる社風」を聞かせて頂きました。
株式会社 アン 築林社長
印象に残ったポイントを大紹介!
★ありがとう経営とは
心からのお客様からのありがとう。お客様へのありがとう。共に働く仲間へのありがとう。人間とは存在価値を証明したい動物です。褒められる。認められる。など「ありがとう」のストロークが絶対必要なんです。
★リーダーシップとは
与えられた状況をプラスに持っていく力である。
人や組織を動かす、まとめる、育てる力である。これからは、状況対応型のリーダシップが求められる。
★お客様がだれか ターゲットを絞ること
お客様に何を売るのか。アンではカットやパーマを売っているのではない。 非日常提供業である。(理念とビジョンを売っている)
お客様の心からの笑顔が溢れる接客。そしてお客様の笑顔に貢献できた喜びで、私たちも心からの笑顔が溢れるのです。ひとつずつ積み重ね、笑顔の輪をひろげていきたい。それを仲間みんなと一緒になって創り出したい。それが私たちの理念であり、提供しているものです。
例えば、100円のコーラをリッツカールトンホテルでは1000円で売っているそうです。ルームサービスで綺麗なグラスにコーラを注がれる体験、最高のサービスの体験を売っているのだと思います。
★ありがとう経営には、教育研修や教育ツールが必要
新入社員研修、リーダー研修、新人から5年目まで様々なプログラムあり。予算を計上して、職能教育、ヒューマンスキル、マネジメントスキルを新入社員の時から高めていく。13の徳目朝礼の実施、社内テクニカル試験・テクニカル講習(職能教育) 社内勉強会(理念教育)・社外研修(日創研さんのSA・SC・PSVまで全員受講 幹部はTTまで。可能思考・ ヒューマンスキル向上) など。
★わが社は人材がいないから、出来ない。お金がないから出来ない。まだ、無理。と言っていては、いつまでたっても出来ない。変わらない。
人材育成は第一優先事項。 とにかく、30%出来たらOK!の気持ちで始めることが大事!そして徹底して継続する。途中でやめない。足らないのは経営者の必ずやる!ウチも変わる!という想い。情熱ではありませんか。アンでは、店舗ごとに経営計画書を作成し発表する。個人個人の目標管理するなど、徹底的に考えさせる教育が大事であると考え、挑戦している。
★まとめ
3月1日(木)、専務、永井君、石川君のメンバーでアンLIPS店の朝礼見学に参加させて頂き、たくさんのことを学びました。まず驚いたのは、6~7の人数の朝礼とは思えないほど圧倒的な笑顔・元気・拍手です。プログラムは、理念とビジョンの唱和、13の徳目の発表、先月の売上数字、達成率の発表、30分程度 元気いっぱい、笑顔の朝礼でした。見学している私達も元気になりました。
他にも、コダマにもある、「ありがとうカード」の勢いが半端なく凄かったデス。一番多い方は半年で700枚も書いておられました。ありがとうが溢れる社風になるには、このレベルが必要なんだと思いました。
「ありがとう作文」、「ありがとうカード」、社内表彰制度などを通じ、スタッフのやる気アップや輝く笑顔がお客様の満足度向上につながっているのだと思いました。
人材育成は、時間がかかる。でも、やり続けることが大事。長期的視点にたてば一番、売上につながる。ひとりひとりが自律した社員の育成が必要だと思いました。根くらべ。新入社員はいいが、中堅の理念教育前の社員は、浸透率は低かった。でも、あきらめずに、サンドイッチ作戦!幹部と若手が盛り上げ、社風を変えていって巻き込んでいったそうです。
日本一信頼されるメッキ屋を目指しているコダマも負けていられません。
今、コダマで取り組んでいる、コダマ宣言!社内勉強会 コダマ塾や「ありがとうカード」、「コダマ新聞」、お誕生日の色紙プレゼントなど笑顔や感謝の心、人間力の向上の活動を活性化し、朝礼ひとつでももっと大きく変われると感じました。
株式会社アン 築林社長 ありがとうございました!