スイス時計専門学校の生徒さん
東大阪商工会議所主催 ヨーロッパ(ドイツ・スイス)産業視察にコダマ 児玉会長が参加されました。今回訪問したドイツは人口8080万人が暮らし、中小企業が多く存在します。GDPは3兆6348億ドルで(世界第4位)一人当たりの名目GDPは46100ドルであり、車社会だそうです。歩行者の信号が変わるのが極端に早く、我々のツアーのメンバーは団体行動で移動していたのですが、信号が青になると駆け足で渡り、終えると赤に変わったくらいです。日本のように歩行者優先とはいかず、車は止まってくれません。
最近のニュースでもお聞きになってご存じだと思いますが、ドイツでは難民の流入が多く、難民は市が受入れの窓口となっているそうです。そういった影響もあり、非常に治安が悪くなっているとのことです。実はツアーのメンバーのホテルにも清掃員を装った泥棒がきて、災害にあいました。コンビニなどは全くなく、日曜日は商店など全部が休みになります。夏休みは6週間もあるそうです。
スイスの山 ロープウエーで登りました
ドイツでは、AIRBUS ハンブルク工場を見学してきました。AIRBUS社の飛行機は主にフランス、ドイツ、イギリス、スペインの4カ国で作っているそうです。エンジンはイギリスのロールスロイス、アメリカのGEが作っているらしく、最終組み立て、検査などをドイツで行っているとのことです。その他にはICE車両整備工場なども見学させて頂きました。こちらは列車のメンテナンスを行う工場らしく、厳格なチェック体制でパスポートの提示も求められました。ドイツの工場を訪問して、自動車や精密部品などもそうですが、安全・安心は絶対で、信頼性が高いというのがドイツの工場を訪問して感じたところです。次回はドイツのメッキ工場も見学させてもらえるよう要望しました。 担当記者 専務