コダマの専務が参加している北大阪経営研究会の仲間と財務の勉強会をしました。財務とは資金と調達の良し悪しです。講師は電気工事業を経営されている株式会社タカミエンジの室田社長です。室田社長の実践されてきた経営や財務戦略を披露頂き、とても満足度の高い勉強会になりました。当日は用語の説明や自社の決算書から現状把握を行いました。会社の財政状態を把握して、行動計画、PDCAのマネジメントサイクルに落とし込み、業績アップにつなげていくことが大切だと学びました。 事前課題では、まずは、言葉の意味を知る。調べて参加しました。
①事業 生産・営利などの一定の目的を持って継続的に、組織・会社・商店などを経営する仕事。
②財務諸表 貸借対照表と損益計算書に代表される、企業が企業活動に伴って変動する財務の状況を記録・計算・整理して明確になった経理内容、株主に報告するために作成されるさまざまな計算表を指す。
③損益計算書(PL) 損益計算書とは、1年間の経営成績を表す決算書です。収益、費用、利益の3つに分けて書かれています。収益に対する費用とその差である利益を一覧にまとめています。
④売上げ 商品やサービスを販売することによって得る代金の総額のこと。売上高、売上金額ともいう。
⑤原価(コスト) 一般に、商品やサービスを生産するためにかかったもともとの金額。または仕入の金額。費用やコストに近い意味で用いられるが、売上に対応する費用としてこの言葉が用いられる。通常、商品やサービスはこの原価に一定の利益を加えた金額で販売される。
⑥ 売上総利益(粗利)商品または製品の売上高から売上げられた商品または製品の売上原価を差引いた差額。
⑦限界利益 限界利益とは売上高から変動費を差引いたもの
⑧減価償却 企業が導入した機器・設備などの固定資産は経年に伴い、その価値が減少していく。その目減り分を経費として計上すること。
⑨販売費及び一般管理費 営業にかかった費用のことをいいます。従業員給与、地代家賃、減価償却費等
⑩営業利益 本業の儲けを表す数値。一般企業の純営業活動から生み出された利益のこと。損益計算書上において、売上高から、売上原価および販売費、一般管理費を差し引いて残った利益。
⑪経常利益 企業が通常の経済活動で毎期に経常的・反復的に生じる利益のこと。売り上げから本業にかかったコストを差し引いたのが営業利益で、この営業利益に財務活動などの本業以外の損益を加えたのが経常利益である。
⑫ 貸借対照表(BS)財務諸表のひとつ。資産・負債・資本を一覧表にして、会社の財政状態を表すもの。
⑬流動資産 原則として、1年以内に回収される資産のことを指す。現金預金、営業債権、有価証券などの当座資金と、商品や原材料、仕掛品などの棚卸資産、またそのほかの短期性資産の3つに分けられる。
⑭流動負債 比較的短期間のうちに弁済しなければならない債務 企業の主目的たる営業取引によって生じた債務、 引当金のうち、1年以内に使用される見込みのもの、前払費用および前受収益がある。
⑮流動比率 企業の、流動負債に対する流動資産の割合。パーセントで表す。会社の短期の返済能力を示す指標で、200パーセント以上が望ましいとされる。流動比率=流動資産÷流動負債×100で求める。
⑯固定資産 事業経営の活動手段として、企業内部で長期間にわたって保有、使用、消耗される財産。有形固定資産(土地、建物、機械設備など)、無形固定資産(営業権、特許権など)、投資(関係会社有価証券、出資金など)に分けられる。
⑰固定負債 企業が第三者に対して負う負債のうち、返済期限が決算日の翌日から起算して一年をこえるもの。流動負債に対する概念で、社債、長期借入金などがこれに属する。
⑱固定比率 企業の固定資産と自己資本の対応関係を調べる比率で,固定資産÷自己資本によって算出される。
⑲純資産 企業に投下された総資本
⑳自己資本比率 自己資本と他人資本を合計したものである総資本に占める、自己資本の割合。
利益って言うても、粗利益、営業利益、経常利益、純利益、など様々ありますね~。何となく、分かっていた言葉をしっかりわかることが大事だと思いました。 室田講師、ありがとうございました。