ご挨拶が遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変忙しくさせて頂き、社員の皆様には残業などもお願いして、お客様の要望にお応えすることができました。ありがとうございました。お客様には格別のご愛好を賜り感謝申し上げます。
我が国の中小企業の動向について、中小企業白書2018年度版によれば、引き続き中小企業の景況は緩やかな改善傾向にあるが、生産性の伸び悩み、人材不足の深刻化といった構造的な課題が進行中だそうです。生産性向上の鍵は、「業務プロセスの見直し」だそうです。具体的には「業務の標準化・マニュアル化」であり「不要業務・重複業務の見直し・業務の簡素化」や「業務の見える化」をすることだそうです。
去年はコダマでも硬質クロム課のバレル工程の改善、自動選別機を導入して大きく生産性向上した事例もありました。「この作業、大変だな~。ラクに出来ないかな?」など日頃の作業を見直して相談、皆で知恵を出し合うことで業務改革ができると思います。去年から品質保証部 岡さんを中心に「業務の見える化」に取り組んで頂いていますが、今年はより「ムダ取りと見える化」を加速していって頂きたいと思います。
さて、去年のテーマは「挑戦」を掲げました。自身を振り返って頂き、満足する結果を残せたでしょうか。2019年は「ムダ取り・見える化」をキーワードに「生産性向上」に取り組んで参ります。今年は4月から新入社員を3名迎え、8月から海外技能実習生が4名加わる予定です。誰もが、安全で働きやすい職場環境の充実に全員で取り組んで頂きますようお願いいたします。
私たちのお客様である自動車産業は大変革時代に突入しています。私たちも変わらないと生き残っていけません。社員の皆様は、お客様に喜んでもらうには?お客様の要望は何か?考えて実践してみてください。スピード納期、安定した品質、適正なコスト、計画した納品数量の確保、などレベルアップ出来ることは山ほどあります。
本年も皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。 代表取締役社長 平井益子